やっぱり自分の実力を超えているものであって、
簡単に落とすことは出来ない。
しっかりその課題に絞って、通って、対策して、と
そういう風にしなきゃ、なかなか落とせない。
そこまでして、やっと落とせるかどうか解らないという段階になる。
次なる目標を定めに、と
今日は久しぶりにLLTへ。
目当ては
ニンギルス(四段)
今日に落とそうとかそこまでの欲はないけども、
「その課題に希望が持てるかどうかの確認をしに行こう」
という程度の心持ちだった。
着いたらまずはアップがてらニンギルスのすぐ近くの岩の
バジル(初/二段)
と
守破離(初段)
を登る。
前日の雨でリップ付近やいくつかのホールドがかなり濡れていたけど、チョークやタオルを使ってなんとか乾かした。
最近は天気に嫌われてばかりいて、こういう処理も段々慣れてきた。
バジルは元々二段の課題だったのが、核心部のホールドが欠けてしまい、
簡単になってリグレードされたらしい。
確かに、登ってみた感じは守破離とあまりグレード差が無いと思えた。
もったいない。ホールド欠ける前に登ってみたかったな。
守破離も面白い課題だった。
難易度について考えず、ムーブの質だけ見ればバジルよりもこっちのほうが面白いと感じた。
そして、同行した二人のバジル、守破離トライを、やんややんや言いながら眺めた後、
本題のニンギルスへ。
結論から言うと、
希望は感じる。
スタートから1手目が結局止まらなくて絶望しかけたけど、
その後の2手目から4手目、5手目の直前くらいまではバラすことはなんとかできた。
それより上部のムーブも、ホールドの感じと位置関係を見るとなんとか練習次第では行けそうな感触はある。
通ってみよう!
そう思えるくらいの手ごたえはあった。
とりあえず、
ニンギルス
次のターゲットはこいつだな。と思った。
ニンギルスの練習にも疲れて、日も傾いてきた頃、
せっかくだからとエリアを少し移動して、
スサノオ(二段)
を触りに行くことに。
時間も無いし、とりあえず打ちまくって次に来たときに落とせるようにしとこう。
というくらいの気持ちだったけれど、うまくタイミングがかみ合ったのか、
落とすことができた。
ルーフの中から抜け出してくる所と、手順のちょっとした複雑さが核心。
と、
途中までは思ってたんだけど、この課題の一番厄介なのは、3手目以降握っている右手のカチ!
このカチがもう、イッテェのなんのって!
そのカチを握りこんだ時に
(もうコイツは金輪際握りたくない!)
と強く思い、そのために頑張って落とした、
みたいな部分は少なからずあった。
なんにせよ落とせてよかった。
ロスタイムに追加点、って感じ。
ということで、
いろいろと細かい収穫と、
大きな目標設定が出来たということで、今回は大満足。
前日雨でコンディションは不安だったけど(そして実際良くはなかったけど)
行って良かったな。
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