2018年10月16日火曜日

All I need is "Edge"

おかしい。

前に三面に行ってから今日までの間に二回、休日はあったはずだ。

なのに再び三面に訪れたのは今日になるまで無かった。


まあ


ですよね原因は。

昨年発現し、俺を苦しめた〝スタンド能力”

大人しく飼いならされてきたと思ったがやはり今年もまた暴走しているようだ。


しかしながら、

今日は久々に前日にも当日にも雨が降っていない(晴れているとは言ってない)。


久しぶりに濡れてない岩を触れる。
(このセリフ前にも言った気がするわ)


シシガミについてはちょっと行詰まっているのと、
結局マット枚数が足りなければ繋げトライができないので
今日は思い切ってシシガミに触らないことにした。

まずアップがてらにと思った登ったのは

スパイダーウォーク(1級)

正直舐めてた。
ムーブが全然出てこなかった。
いやこれはオンサイトではかなり難しいよ。
明らかに「これ使ってくれ!」と言わんばかりの深いポッケが、
明らかにライン上に存在するのにそれを使ったらムーブが行詰まるという罠。
最初それでもゴリ押そうとして四苦八苦して
(これ本当に1級かよ……)
と思ったところで
(いや待てよ?やっぱちゃんと1級になるようなムーブがあるんじゃね?)
と、よーくホールドを確認したら思いもよらぬムーブで解決を見た、って感じ。
ムーブ解決したらちゃんと1級でした。
いや本当下手したら諦めてたわ。侮りがたし1級。




次は
Aut matter(1級)

課題名はトポに記載されたまま。
Autoだと思ってたけどAutなのね。

1手目のポッケが深くて痛いけど持てるからOK。
後半スラブに入ってからはノーマットを強いられるけどそこからは6級くらいなので心配は要らない。
ポッケ得意な人はお勧めな課題かな。


とりあえずゴリラ岩の1級をこれで全部解決したわけなので、
思い残すことなくキングコング(三段)に取り掛かる。

と…

あれ?
できそうだぞ?

という手応え。

やっぱり岩のコンディションが重要なのか?

前回雨上がりにトライしていた時にはもう、
「まっっっったく!できる気がしねえええええええ!!」
「フリクションとかの問題じゃなくてムーブの質と強度的にまるで希望が持てねえよ!」

と思っていた1手が今日は数回の試行ですっと出来てしまった。

フリクション、大事でした。

そこが解決してしまうとかなり完登のイメージが強くなってきた。

ただ、いよいよ今日も解決しなかったのはスタートからの1手目取り。

アンダーガバを持ってルーフ部分から飛び出してくる1手目なんだけど、
まあーーとにかく足が踏めない!
無いのよ踏めそうなホールドが!
もうどこ踏んでも一緒やんけ!というくらいの微細な皺とか凹凸があるだけ!

それでも試行錯誤を繰り返し「ここかな⁉」というポイントを見つけたけど、
やっぱり最後の最後踏み切れない。

根本的な自分の「フットホールドを捉える能力」の不足を感じる。
結局は自分も最近のジムクライミングに染まった「デカいホールドを踏まないと登れないクライマー」のうちの一人だったということを思い知った。

そういえば今の手持ちに固い靴が無い。

今の俺に必要なのは固い靴だ。
固ーいエッジングシューズ。

やわらかいシューズはやっぱりクライマーに優しい。
足裏感覚が良いからホールドを踏めてる感じがするし、
滑って不意に落ちるってこともない。
ソールのどの部分でホールドを捉えてもある程度許容範囲が広い。
故に
「じぶんがきちんと足遣いが出来ている」という気分にさせてくれる。

でも、
シビアな足置きが要求される岩でのクライミングでは、
足裏感覚に乏しくとも点と点でしっかりと対応させればそれがかなり小さな点であったとしても体重を逃さず乗せてくれる固いソールのエッジングシューズは必要だ。

そしてその固いソールをうまく扱う技術も。


なんだかんだで1足はVibram XS Edgeソールの靴は欲しいな。

やっぱ慣れ親しんだ感と汎用性を考えるとインスティンクトVSかなー……

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