と思われてるだろうからそろそろ何か書かんとな!
ただまあーーー、暑い。
この暑さではもう岩に行く気にもならない。
岩に行かないのだから書くことも無い。
いやでも待てよ、と。
この暑い中敢えて外で登っておくっていうのもそれはそれでいい体験になるのかもしれない。
ということで、
新潟に帰ってきたらまず行こう、と思っていた
三面ボルダーに向かうことに。
ここに行くのはかれこれ何年ぶりだろう?
5年?6年?
多分、それくらい前に1回か2回行ったきり。
新潟の秘境、三面。
(サンメンじゃないよミオモテだよ)
以前行った時はたしか3級くらいの課題をひーこら言って登り、
1級くらいの課題に手も足も出ず、みたいな感じだったと思う。
その当時、目標どころかもはや憧れですらなく、眺めるだけの対象だった
「シシガミ(四段)」
今年はこれを登りたい。
ただ、この岩、
岩のある場所が陰っていて苔が生えやすいというのと、
多分全然だれも登りに来たりしないから、すっかり自然に還ってしまっているだろうと思われた。
そこで、
今日は「登りに行く」というよりは
「掃除しに行く」という気持ちだった。
朝ちょっと遅く出発して、ホームセンターに寄って大きいブラシを購入し、
到着は昼前くらい。
シシガミの岩に行く前に「キングコング(三段)」(これも登りたい!)のあるゴリラ岩の前を通ったけど、この岩は掃除不要でそのまま登れそうだった。
ただ日当たりがいいので今日の日中は岩が熱すぎて触れたもんじゃなかった。
シシガミの岩に着いてみると、
(あれ?意外に苔ひどくないな)
といった印象。
ハングの中の主だったホールドは軽く表面を磨くくらいですぐにでも使えそうだったし、フットホールドとして使えそうな箇所も苔はそんなにびっしりとは生えておらず、いくつかの場所を目星をつけて磨けばいいくらいではあった。
ただやはりリップから上はほぼ全面苔だらけだった。
とてもマントルを返せるような状態ではなかったので、まずは岩の上面の苔を落とす。
灼熱の暑さとたかりまくる虫の中、ひたすらブラシで苔を落としていく。
何故かここの虫たちには虫除けスプレーの効果が薄いのか、いくらスプレーをかけなおそうがガンガンアタックを仕掛けてくるくたばれ。
2時間くらいやったところで掃除も
三面は本当に無限の岩ポテンシャルを秘めた場所で、未だ登られていないけどここ登ったら面白そうだと思わせる岩やラインに満ち満ちている。
目標の課題が登れたら、次はそういう岩を好きに登ってみたいとも思う。
さて、
せっかく来たので掃除するだけじゃもったいない。
とりあえず
「シシ(初段)」を登ることにした。
ランディングがそんなに良くないのと、ひたすらヌメり倒すバッドコンディションと、あとまとわりつく虫。
課題の内容そのものよりもそういったものとの戦いという面が大きかった。
でもこういうのもやっぱり「自然を相手している」って感じで良い。
グッドコンディションの中でハイパフォーマンスを出すだけがボルダリングじゃない。
課題としても面白かった。
アングル的に岩のかぶりっぷりが伝わりづらいのと、結構チマチマしたムーブが続くので簡単そうに見えるかもしれんけど結構シビアな課題だった。
シシガミの探りもちょっとだけやったけど、ホールド的に「持てない」って感じのものは無い。頑張れば不可能じゃないと思う。
ただ、繋げようと思ったらマット5枚くらいは欲しい。
あとなるべくソロではやりたくない。
なので夏の間とりあえず箇所箇所でムーブの錬度上げて、涼しくなって来た時に日を決めて集中して落としに行きたいと思う。
ということでこの夏はシシガミの練習に捧げてみようというのが今のところの方針。
まずは虫除けスプレーとか虫除けグッズを新調するところからだ!
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