2018年5月11日金曜日

サラバミタケ


気づけばまる5日ほど、

ロクに登っていない日が続いていたのでさすがに危機感を覚え、

なんでもいいからどこかで登りたい!

と思い、ちょっと時間を捻出して

御岳

多分、東京に居るうちに御岳に行くのはコレが最後かな。

さらば御岳。

といっても、新潟からだって(あ、引越し先新潟って言ってたっけ?)
3時間くらいかければ行けるので別にもう来れないってわけじゃないけど……

でも気軽に通えるのは今後難しくなってくるのは確か。


今日の目的は眠った指をたたき起こすこと。

ということでやはり取り組むのは「蟹虫」

序盤のパートが適度にカチトレになりそうな感じなので目的にも合致してる。



登りはじめてやはり指に甘えを感じる。

カチると関節がいつもより痛い感じ。

ちょっとサボるとすぐこれよ。


その甘えを叩きなおすためにとりあえずスタートから何度か打ってみる。

5~6回くらい繋げようとしてみたんだけど、

もう4回目くらいからどんどん高度は落ちて行く。

あわよくば蟹虫完登持って帰りたかったなー、という欲はあったんだけどさすがにそれは甘かった。
ちゃんとトレーニングしてコンディション整えて挑んだとしても現段階の実力じゃちょっと分が悪いと思うし。

ということで、

ヨレてきて前腕もパンプして「もう今日は蟹虫無理!」となったので、

目標を「蟹(二段)」の完登にシフト。
(今って二段でいいんだよねグレード?さすがに初段まで落ちていないとは思いたい)

忍者返しの1手目に当たるホールドの持ち替えムーブにちょっと頭を悩まされたけど、
なんとか登ることができた。





忍者返しパートに入ってからは保持要素があんまり無くて、適切な足位置とムーブさえできてればいい感じだったのでヨレててもなんとかこなせたって感じ。

蟹をやってあらためて忍者返しという課題の良さに気づけた。
これはやっぱり中級者くらいにとってかなり勉強になる課題だとおもうよ。


そんなわけで、

僕の東京在住期間の(多分)最後の課題は蟹ということになったわけだけど、
思いのほか面白かった。

ホールドがほぼすべてインカットしたカチなので、
いわゆる「離さなきゃ落ちない」系。

最近はボリュームホールドとかハリボテとかを駆使した課題の流行に揉まれ、
その反動で
「ホールドなんて握ってなんぼじゃろがい!」精神が強くなってるので、
その気分を発散できたのもよかったな。
(いや、ボテとかを「効かす」のもおもろいけどね)

やっぱりシンプルに「ホールドを握る!」ってのが好きなんだなあ。

仕留めそこねた蟹虫は、夏に強くなって秋にリベンジしに来るかな!

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