新年初登りから三日、
正月三が日も終わり、今日から初仕事の方も多いだろう中、
僕はといえば早くも新年二度目の岩へ行くことができました。
今日は本当に久しぶりの三重の岩場へ。
僕はこのエリアが本当に好きで。
多分今まで行ったエリアの中で一番好きかもしれない。
岩質と自分の肌の相性、
課題の質の高さ、
岩のスケール感、
岩を取り囲むロケーションの良さ、
アプローチがしやすいのもポイント高い。
そんな大好きなエリアであるにもかかわらず、
かなりの期間行っていなかったので、
(ボブ落として以来だから9ヶ月くらい行ってない)
なんとなく行きたくなった。
狙いは、
以前ムーブをあらかたバラしたまま放置していた
鯉(三段)
と
核心の一手の強烈さに投げ出したままにしておいた
メガロドン(三段)
正直、鯉は1年前時点でもなんとか登れるだろうと思っていたので、
今なら多分行けるだろうという思いはあった。
ついてしょっぱな鯉の岩に行き、
アップがてらムーブを探り
(久々に触ると「あれ、こんなに傾斜かぶってたっけ」と驚く)
繋げてみると、無事完登。
続いてメガロドンに挑む。
こちらは予想通りかなりの苦戦を強いられる。
もともと核心(4~5手目)はどうやって解決するのか糸口すら見つけられていなかったが
(その時は単に左手ピンチの力不足だ、と結論づけていた)
今日の時点でも触り始めの段階では核心部に絶望感が漂う。
やっぱりまだピンチ力が足りないのか、と思いつつも足位置やら体のポジションやらを調整していくにつれどんどん行けそうになり、
最終的には核心部を結構スマートに解決できた。
決め手は体のねじり。
保持力お化け御用達クソピンチムーブだと思ってた核心が実はこんなに繊細なバランスムーブだったなんて。
大きく目に見えない微妙なコツひとつでこうも変わるもんなのか、とまた改めてクライミングの奥深さを実感することになった。
その後繋げトライで、上部で一度ヨレ落ちし、さらにピンチに力入れすぎたのか左手が攣って、また絶望しかけたものの
少しレストを挟み、一層の気合いを入れてトライ。
やはり上部のリップ付近では指の感覚がほぼ無かったけども、
持てる技術と気合いを総動員してなんとか岩の上に立つことができた。
先日のホークアイといい、
今回もやはり気合いに助けられた。
やっぱり今年は気合いの年!
あ、でもやっぱムーブも大事らな……
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