2016年10月1日土曜日

せぷてんばー


9月中にニンギルス落とす!

と大口を叩いたけれども、

結局落とすことは出来ませんでした!

とまず結論を言っておきます。



9/30

9月の最終日、

とりあえずの目標達成のための最後のチャンス。

自分なりの意欲を持って、僕はその岩の前にいた。

しかし、

大きな自信は持ててはいなかった。

その理由の根本にあるのは、

『雨』

本当はこの9月の間に、

あと3回はニンギルスを打ち込みに来ていたはずだった。

しかしその予定のことごとくが雨によって中止になり、

結局この日は9/11以来の、9月に入って二回目の岩ということになった。

自分の実力でこの難度の課題を落とすには、

まだまだ圧倒的に錬度が足りていなかった。

なので、

9/30のこの日も、ムーブの探りと慣らし、自動化に費やす覚悟で行った。


収穫はあった。

前回はまったく安定していなかった5手目の手に足ヒールのムーブがかなり安定した。

(カメラ使って研究までしたよ)

 このカチに

こう指を3本にして

僅かなスペースにヒールかけて

しっかりかける


スタートからの繋ぎもある程度慣れてきている。

もうあと2~3回くらい通えば完登が見えてくると思う。



…こんなふうに、一つの課題に何日も打ち込むっていうスタイルはひょっとしたら最近の流行りではないのかもしれない。

『10日かけてレッドポイント限界の課題を1本落とす』

『1日で自分の出来る課題を10本登る』

後者の取り組み方のほうが性に合っている、そっちのほうが良い。
そういうふうに思っている人のほうが最近は多いと思う(周りの人を見るとそんな人が多い気がする)。

でも少なくとも僕は前者の取り組み方のほうが好きだし性に合っている。



四段登ったことがあるって言うと、大抵の人は凄いって言ってくれる。

でもそれは地味な工夫と長い時間をかけた結果であって、

別に実力が他の人と比べてとびぬけているってわけじゃない。


レッドポイントが二段の人でも実力が自分より上の人なんて大勢居ると思うし、

レッドポイントが三段の人の大半は多分実力だけなら自分より上だと思う。


ただ僕は、自分の実力を超えたいわば分不相応な課題に、時間と執念を持って取り組んでいるだけだ。

たとえば、
スタートからゴールまで10手くらいの課題があったとして、

まる一日打ち込んで3手くらい解決出来たとして

(3手も進められた。この課題は登れるはずだ)

って思うか、

(3手しか出来なかった。この課題は今の自分がやる課題じゃないな)

って思うか。

ただその違いなんだと思う。


まあ段々何が言いたいかわからなくなってきたけども、とにかく今は

この課題を落とすまでしつこくやり続けるっていう意欲にあふれてるってこと。

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