2016年2月6日土曜日

素泊まり3500円の宿があんなに当たりだとは思わなかった

一泊二日、岩旅行!



2/4~2/5で行ってきた、という話を今回はするわけだけれど、

それを昨日ではなくて今日(2/6)になってするのには理由がある。


「あー、疲れたー」

と昨日帰宅したのが大体夜9時半。

部屋のドアを開けて電気のスイッチを押すと、

なんと

電気が点かない。

そう

電気が止められていたのだ。


電気料金払い忘れ。

アホかと。

仕方なく、とりあえずコンビニに走り料金払い、近所の銭湯行って、再度帰宅後真っ暗な部屋で何もせず就寝。



まあそんな話はどうでもいいんですよ(半ギレ)



今回行ってきたのは、

四国は

立川渓谷

知らんわ!

ドコのマイナーエリアだ!

と思われるかもしれないが、『日本ボルダリングエリア(下)』にも載っているれっきとした公開エリア。


アプローチ距離は比較的短いが、エリアに行くには渡渉する必要があり、そこが厄介と言えば厄介。

このときばかりはいつも僕を助けてくれるクラッシュパッド(まとめ重量約10kg)が恨めしい。


初日、はじめに打ったのは

プラネテス(四段)

なかなかのハイボールで、威圧感ある岩。

パッと見、下部は簡単そう。

その見た目どおり、とっつき易い感じだった。

リップに飛びつく箇所とマントルが核心のようだが、

結構長い時間打ち込んだけれどランジに持ち込むことは出来なかった。

まあランジ一歩手前までは行けたし、次に行ったときには核心ムーブを味わうことくらいは出来そう、かな?

この辺までは結構易しいのよこれが。


良い感じにヨレてきて、時間もなくなってきたので敗退。

次にエリアを少し移動して

狂言師(二段)



旅人(三段)

を打って両方とも敗退。

旅人のほうはムーブ難解すぎてどうにも手も足も出ず。一体何をするのが正解なのか糸口すらつかめずって感じ。

狂言師はちょっとパワー不足を感じた。初手ランジで、それが核心かと思ったら止めた後のパワームーブで疲れた体にトドメを刺された感じ。ヨレてない時にやれば登れるんかな?


ここで1日目終了。

登れた課題は見事にゼロ!


宿に行き、熱い風呂に浸かり、街へ出て美味いメシを食い、アミノ酸飲んで、手にハンドクリーム塗りたくって就寝!



そして2日目



体痛っ!!


背中ばっきばきだし、指皮ビリッビリだし。

「これ今日登れんの?」

って状態。

それでも岩場に行って気合入れればなんとか体は動くには動く。

2日目は初日とちょっと方針を変え、いろんな課題を沢山触ることに。


まず

森のカンテ(1級)

でアップ。

結構ホールドガビガビしててカチ系で、アップには不向きだっかたもしれないが、やってるうちにムリヤリ指の感覚が起きてきて、むしろ良かったのかな?
結局3回くらい打ったけどまあ登れた。

続いて、その森のカンテのSDである

超回復(初段)

をやる。

スタートから森のカンテのスタートに至るまでにまた2回くらい落ちたけどなんとか完登。


うーん、やっぱりジワジワ系だから、2本登ったもののまだ完全に体が起きてはいないなあ。

ということで、お次は

ピエドラ(1級)

の岩に。

結果的にはこの課題は1撃出来たけど、結構ハイボールで上部で迷子になったりしてスリリングだった。
またやりたいとは思わないけど、うん、かなり良課題だと思う。

そして同じ岩の

パルマ(初段)

も登った。

パスル的要素というか、ムーブ系で、足位置とか手足と体幹の位置関係とかで決まる感じの課題。
まあ得意系だったのかな。
下部のムーブを探ろうとスタートに付いたらそのまま完登できてしまったので動画は無し。

このあたりでもう体のスイッチは完全にONにできてたような気がする。

そこで、

言霊(二段)

のある岩に。

この課題は一応このエリアを代表とする課題のひとつのようなので、とりあえずその日のメイン目的の一つだった。

オブザベする限りではかなり得意系っぽかったし、なんか簡単そうだったので1撃狙ってみたけど、リップ取りで失敗。

開き直って何度か安定したリップの取り方を探って、いい感じのコツを見つけてから気合入れてトライしなおしたら登れた。


まあさすがに1撃狙いってのはナメ過ぎてた、というか自分の能力を過信しすぎてたかな。

次に同じ岩にある

朝立彦(二段)

も触ってみたけど、なんか上手くいかない。
言霊を短い時間で連続して打ったからカチ系の部分が一時的にちょっとヨレてたのかもしれない。
それか単にムーブが出来てなかったのか。
まあいずれにせよこの課題はタイムアップで敗退。

おまけで、同じ岩にある

大谷ハング(1級)

を怒りの1撃して、次の岩へ。

次は

ジャバウォック(三段)

川際スレスレのきわどい下地、ハイボール、スラブ。

かなりメンタルに訴えかけてくる課題だったけど、

打ち込んでいる内にイロイロとマヒしてきて、徐々に高度も上がっていったけども、やはり敗退。
これを落とすにはもうちょっと「何か」が必要な気がするな。

登れないまでもただ打ち込むだけでも楽しい課題だった。
岩ならではのスリルというかリスクというか、やっぱりそういうのも醍醐味の一つ。


結構ジャバウォックで時間を使い、夕方近くなってきたので、

近くの岩の簡単な課題を登りまくってから帰ることに。

「猪岩」

という岩に

骨(5級)
猪(2級)
津田課題(2級)
澤井課題(4級)
猪突クラック(3級)

という課題があったので

「全部1撃してやろう!」

と試みる。

結果、猪突マントルで2回落ちたため試みは失敗。でもこういうのも楽しかった。

仕上げに、

ペタ岩という岩の

ペタマントル(2級)

を1撃して終了。



いやー、

疲れた!

疲れたし、楽しかった!

行程としても

1日目は登れないくらいの難しい課題に打ち込んで、
2日目は簡単な課題沢山登る、

って感じで、それぞれ違う経験値積めてよかったのかな。


まあとにかく体を苛めることはできたのは確か。
これを書いている現在、まだ背中が痛い。

この背中の痛みが次の成果に繋がるといいんだけどなあ。

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