引っ越して初の岩はやはり
御岳
御岳といえば言わずと知れたボルダリングの名所。
登るべき課題は山ほどある。
その山の中からはじめのひとつとして選んだのは
タナトフォビア(四段)
やはり四段の課題を登りたい、
というのが動機の一つ、
あとこの課題を選んだ理由は何よりも
「かっこいいから」
圧倒的な強傾斜で真っ向勝負するって感じで、
いかにも現代的なボルダリングって課題。
意気揚々ととりついてみたものの
やはり悪い。
一応ムーブはバラせたけれど、
核心の遠い一手はおよそ「出来た」とは言えない完成度。
今のところその一手だけを集中してやって、
何度か「偶然止まった」という域を出ない。
そのスタートから核心まで
核心止めてからゴールまで
はそれなりに安定感のあるムーブは出せたけれど、
前半部は体力を後半に残すつもりではできないし、
後半部はヨレてたらきっと当然のように落ちるだろう。
といった感じ。
さすがにすぐに登れるとは思わなかったけど、
かなり明確な力不足を感じ、少しダメージを受ける。
しばらく核心ムーブの安定化を探っていたものの、
ヨレのほうが追いついてしまい、
失敗の原因がムーブの不適切なのかヨレなのか
うまく判別できなくなってきたのでやむなく撤退。
続いて向かったのはロッキー岩。
とりあえず以前登ったことのある
エゴイスト(初段)
を再登。相変わらずいい課題だと思った。
で、次にそれのSDバージョンの
チョーエゴイスト(二段)
にチャレンジ。
言ってもエゴイストに二手加えるだけだし、
二段だし、比較的楽に登れるんじゃないかなー。
なんて甘い考えを持っていたけれど、
思いのほか苦戦。
よく考えてみれば、
二手加えるだけでグレード一個上がるんだから
その二手がすこぶる悪いってのは推して図るべきであった。
この時
(なんなんこのカチ!細かくて痛いだけじゃん!)
なんてファッションクライマーみたいな台詞が自分の心の中に浮かんできたのはちとショックだった。
しかし気合いを入れなおしてカチを持っているうちに
だんだんその「ただの保持」が楽しくなってきた。
かつてカチラーだった自分の性質を思い出した。
こういう再発見があるから岩はやめられないよね。
その後
最後の締めにと、
モンキーポッケ(初段)
を触るも
まさかの敗退!
いやまあ確かにね、結構ヨレてはいた。
でもそこは落としとこうよ。
ヨレてたら課題登れないってのはやはりムーブではなく力でゴリ押して登ってる証拠!
と、
最後に手痛い叱咤を受けることとなった。
ここからスーパー言い訳タイム!!
いやー、
やっぱり思ったようには登れなかった。
というのもね、
昨日久しぶりに体重計に乗ってみたんですよ。
ココ最近引越し準備やら、その直前に体調崩したりとかで、
あんまり登ってない割りに結構暴食を繰り返していたから、
多分太ってるだろうなーと。
63kgくらいいってるんじゃないかなーと思ってた。
(最後に計ったのは1ヶ月くらい前で、そのときは61.5kg程度)
(ベスト体重は59~60kg程度)
で
65kg
になってた。
さすがに目を疑ったね。
これは重過ぎる。
ということでダイエットします。
ここから6kg落とします。
断固たる決意で痩せます。